形式は家族葬?一般葬?費用や重視ポイントなど、葬儀に関する徹底調査!

葬儀は、故人への感謝やこれまでの歩みを振り返る大切な時間であり、その想いを丁寧に形にする場でもあります。
近年では「家族葬」「一日葬」「直葬」など、参列の形や規模を自分たちらしく選ぶ方が増え、葬儀のスタイルはより多様になってきています。
そこで今回は、株式会社NEXERと共同で、事前調査で「喪主および葬儀を執り行った経験がある」と回答した全国の男女250名を対象に「葬儀の形式」についてのアンケートをおこないました。
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「葬儀の形式に関するアンケート」調査概要 調査期間:2025年11月6日 ~2025年11月16日 調査機関:株式会社NEXER(自社調査) 調査対象:事前調査で「喪主および葬儀を執り行った経験がある」と回答した全国の男女 有効回答数:250サンプル 調査方法:インターネット調査 質問内容: 質問1:葬儀を執り行った際、どのような形式を選びましたか? 質問2:その形式を選んだ理由を教えてください。 質問3:葬儀を執り行うにあたり、誰と相談して決めましたか? 質問4:その理由を教えてください。 質問5:葬儀の形式を決める際、最も重視したポイントは何でしたか? 質問6:その理由を教えてください。 質問7:選んだ葬儀の形式について、「別の選択肢もあったかも」と思ったことはありますか? 質問8:「別の選択肢もあったかも」と思った理由やきっかけを教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
質問1:葬儀を執り行った際、どのような形式を選びましたか?
まず、どのような形式の葬儀を選ばれたのか伺いました。

53.2%の方が「一般葬」を選んだと回答しており、多くの方に選ばれていることがわかります。また「家族葬」を選ばれた方も36.4%と、こちらも比較的多い結果となりました。
質問2では、それぞれの形式を選んだ理由について、いくつか紹介します。
一般葬
- それが普通だと思ったから。(30代・女性)
- 一般的でよかったため。(40代・男性)
- 家族のみで行いたかったが、一般の人も葬儀に参列したいといわれたため。(40代・女性)
- 親族及び仕事関係の訪問者が多数いたためです。(50代・男性)
- 形式などゆっくり考える暇もなかったから。(50代・女性)
- 地域的に古い風習が有ったので。(50代・男性)
家族葬
- 親族だけでやりたかったから。(40代・男性)
- 主流だから。(50代・男性)
- 故人の遺志で決まった。(50代・男性)
- 資金がなかったので。(50代・男性)
- コロナの真っ最中で、少人数で済ませたかったから。(50代・女性)
- 金額を抑えるためと、参列者が少ないため。(60代・男性)
「一般葬」を選ばれた方からは、地域の慣習を大切にしたいという思いや、参列される方々への配慮といった「周囲とのつながり」を意識した理由が多く挙がりました。
一方で「家族葬」を選ばれた方は、故人様のご希望を尊重したいという気持ちや、費用面の考慮、家族の状況に合わせたいという思いなど「家族の気持ちに寄り添った選択」が多い傾向にありました。
質問3:葬儀を執り行うにあたり、誰と相談して決めましたか?
続いて、葬儀を進める際に誰と相談して決めたのかを伺いました。

32.4%の方が「家族」、29.2%の方が兄弟や親などの「親族」と相談したと回答しており、
あわせて61.6%の方が家族または親族と話し合いながら葬儀の方針を決めていることがわかりました。
質問4では、それぞれが相談相手を選んだ理由を一部紹介します。
家族
- それが当たり前だから。(30代・男性)
- 一番親しい間柄だと決めた。(40代・女性)
- 家族の協力が必要だから。(50代・男性)
- 家族が多かったので相談した(50代・女性)
- まず第一に家族の問題だから。(50代・女性)
- 自分一人では決められないから。(50代・女性)
親族
- ほかに相談する人がいなかったため。(30代・女性)
- そうするものだと思う。(50代・男性)
- 最も近い身内がそれだけしかいなかったから。(50代・男性)
- 親戚は頼りになるから。(60代・男性)
- 同意を得たかったので。(60代・男性)
- 二人兄弟でほかの親族が少なかったので。(60代・女性)
いずれの場合も、身近で信頼できる相手に相談しながら決めていく傾向がうかがえました。
とくに「家族」と相談した方は、気持ちを共有しながら協力して進めたいという思いが強く、「親族」と相談した方は、これまでの経験や意見を参考にしながら理解と同意を得たいという気持ちが背景にあるようです。
斎場白島会館は、24時間・365日、緊急時にも対応できるスタッフが常駐しております。
広島で葬儀に関するご相談がございましたら、あらゆる宗派に対応する当館へどうぞお気軽にお問い合わせください。
質問5:葬儀の形式を決める際、最も重視したポイントは何でしたか?
次に、葬儀の形式を決める際にどのような点を重視したのか伺いました。

もっとも多かったのは「費用・予算」で、29.6%の方が重要な判断基準として挙げています。次いで多かったのが「家族の意見・気持ち」で、24.0%の方が家族の想いを大切にしたいと考えていることがわかりました。
質問6では、それぞれの項目を重視した理由を一部紹介します。
費用・予算
- 安い方がよいから。(30代・男性)
- お金がなかったから。(40代・男性)
- 突発のことだったので費用が大事だった。(50代・女性)
- 費用が高いと払えないから。(50代・女性)
- 初めてのことだったので慎重になった。(50代・女性)
- 高額な費用が掛かるため。(60代・女性)
家族の意見・気持ち
- 家族の気持ちが一番大事なため。(40代・女性)
- 家族との意思疎通をしておかないと後々トラブルになるから。(50代・男性)
- 残された家族の気持ちを大切にしたかった。(60代・女性)
- 故人が望んでいたから。(60代・男性)
- とりあえずもめない方がよいので。(60代・男性)
- 出来る限り、心残りのなき御見送りをしたかったので。(60代・男性)
費用面を重視した方からは「無理のない範囲で進めたい」「思いがけない出費に備えたい」といった、家計への負担を慎重に考える声が多く寄せられました。
一方で、家族の意見や気持ちを優先した方からは「みんなで納得しながら進めたい」「あとで気持ちのすれ違いが生まれないようにしたい」といった、家族同士の調和を大切にする考えが目立ちました。
葬儀の形式を選ぶ際には、費用と家族の想いのどちらも大切にしながら、バランスをとって決めていく方が多いことがうかがえます。
斎場白島会館では、お客様のご予算に合わせて、家族葬・火葬式・一日葬など、さまざまなプランをご提案しております。
お打ち合わせの際には料金について丁寧にご説明し、決定いただいた金額に追加料金が発生することはございませんので、安心してご相談いただけます。
質問7:選んだ葬儀の形式について、「別の選択肢もあったかも」と思ったことはありますか?
最後に、選んだ葬儀の形式以外にも、ほかの選択肢があったと感じているかどうか伺いました。

16%の方が「別の選択肢があったかもしれない」と回答しており、一定数の方がほかの方法についても思いを巡らせていたことがわかります。
質問8では、そのように感じた理由を一部紹介します。
- 予算的にも直葬でもよかったのかもと思ったから。(40代・男性)
- 一般葬。思ったより参列者が増えてしまった。(40代・女性)
- こじんまりしたビジネスライクではない葬式。(50代・女性)
- 簡素にやりたかったから。(60代・女性)
- 費用が高くついたため。(60代・男性)
- 葬儀の規模を小さくして、自宅でやってもよかったかもと思ったことはある。(60代・男性)
別の選択肢があったと感じた方からは「もう少し費用を抑える方法も検討できたかもしれない」「より小規模な形式でもよかったかもしれない」といった声が寄せられました。
実際に葬儀を経験したことで、参列者の人数や準備にかかる負担など、事前には想像しにくい点に気づかれた方も多いようです。
まとめ
今回の調査では「一般葬」を選んだ方が53.2%と最も多く、続いて「家族葬」が36.4%という結果になりました。
形式を選んだ理由としては、地域の風習や参列者への配慮など「周囲とのつながり」を大切にする声がある一方、家族の気持ちや費用面を重視して決められた方も多く見られました。
また、16.0%の方が「別の選択肢があったかもしれない」と回答しており、葬儀を終えたあとに、費用や規模、参列者の状況を振り返って検討するケースもあるようです。
葬儀は人生で何度も経験するものではないからこそ「これでよかったのか」と後から考えることも少なくありません。
斎場白島会館は、広島市内家族葬実績No.1の斎場として、一般葬・家族葬・直葬など、さまざまな形式に対応した葬儀プランをご用意しております。経験豊富なスタッフが、ご予算やご希望に寄り添いながら、最適なプランをご提案いたします。
ご家族やご親族のお気持ちを大切にし、故人様の尊厳を守りながら、あたたかいお見送りの空間をご一緒に作り上げてまいります。広島で葬儀に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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